カナディアン老夫婦の家でホームステイした話
大学二回生の時、バンクーバーの横にある島、バンクーバーアイランドで一年留学をしていました。
バンクーバーは有名ですがバンクーバーアイランドってどんなとこ?って思った方が多いかもしれません。
そこで、
まずは初めにバンクーバーアイランドについて少し紹介したいと思います。
▽バンクーバーアイランド
カナダのBC州に位置する人口約75万人の自然豊かな島。九州と大体同じ大きさだと言われています。州都であるビクトリアもこの島に位置し、観光地としても有名です。
私が住んでいた街には鹿が普通に歩いており、大学のキャンパス内にもウサギがたくさんいました。
さて、そんな島にやってきた私は
カナディアン老夫婦のお家にホームステイをしていました。同じ大学に通う中国人の留学生がルームメイト。
初日に「日本人は中国人のこと嫌い?」と悲しそうな顔で聞かれたので「そんなことないよ〜私は中国人の友達が他にもいるけど大好きだよ!」と返すとものすごく嬉しそうな顔をしてくれたのを今でも覚えています(*^_^*) すごく純粋で優しいルームメイトでした。
こちらはリビング!お家は一階建ての広い一軒家でした。
ときたまバルコニーに鹿がはいってくることも…(°▽°)ワクワク
私のお部屋はこんな感じ。大きいベットが真ん中にどーん、そしてその脇に小さな机とチェスト。奥にはクローゼットがありました。バスルームはルームメイトとシェア!
▽生活スタイル
私の家は大学からすこし離れたところにあり、プラス田舎町でバスの本数も少ないところだったので毎朝7時すぎに家を出てそこからバスで大学まで40〜50分ほどかかりました。そして大学で8:30〜12:30までESL(英語の授業: ライティング、リスニング、リーディング、スピード) 2コマを受け12:30に終わり、そこからクラスメイトとカフェテリアで持参のランチを食べ、図書館で少し勉強してから6時前には帰宅、というのが私のだいたいの生活スタイルでした。
夜ご飯は、必ず6時ごろに家族全員でそろって食べるというのがルールでした。友達と遊びにいっていたりご飯がいらないときは午後4時までにパパに連絡すること。
ホストパパは有名なシェフだったらしく、食事は毎日パパが担当でした。
(ちなみにパパは大のチョコ好きで、チョコをあげるとものすごく喜ぶ)
ご飯の後はルームメイトと共に家から徒歩10分のところにある海岸まで散歩。
なんて綺麗な夕焼け(°▽°)!! と何回も何回も見に行きました。
土曜日曜は休みだったので、土曜は家で洗濯物、掃除など。日曜は近くのショッピングモールまで買い物に行ったり、友達と遊んだり。みんなでふら〜っとお散歩に海岸や公園にいったり。ときたま娘さんが本土からパパママ二人の様子をみにやってきて2、3日滞在していたので一緒に出かけたり。
(ママパパ、娘さん、ルームメイト)
授業がある日は朝6時起きでバタバタすることもありましたが、基本的にはゆる〜い生活を送っていました。
▽イベント
ホームステイでは家族とカナダならではのイベントを味わえるのも大きなポイントです。
こちらはThanksgiving day(10月)の晩餐会。なんとも豪華なパーティー用の食事!パパは前日から下準備をし、ものすごい数の料理を作ってくれました。食事の前にそれぞれに日頃の感謝の気持ちを言い合ってシャンパンや白ワインと共に頂きました♡
こちらはハロウィン。ママが買ってきた大きなかぼちゃにルームメイトと私が顔を書いてナイフでくり抜き、中にキャンドルを入れて…(°▽°)これは玄関先に置いておきます。
このかぼちゃはハロウィンやってますよ〜というサインなので、近所の子どもたちが仮装に身を包んで "Trick or treat!!!" とお菓子を貰いにやってきます。それがものすごく可愛い…♡
こんな感じで色んなイベントを共に過ごしながらのんびーり楽しくホストファミリー、ルームメイトと楽しく暮らしていました。
しかし、
その年末に私は約4ヶ月間のホームステイ生活から大学内の寮に移る決断をしました。
次回は
私がホームステイから寮に移った理由について、シェアしていきたいと思います!