多国籍なESLのクラスメイトと最高の先生
一年留学の際、初めの4ヶ月間は
ESL (English as a second language)
のクラスをとっていました。
主に2つのタイプがあり、
・AP (academic preparation)
Level 1〜5
・ESLC (esl communication)
Level 1〜3
私の通っていた大学ではこのAPコースをパス出来ないと、大学の授業を取ることが出来ませんでした。
私は一番上のクラス、
日々の膨大な課題で有名なAP5 (笑)
から入学しました。
そこで出会った多国籍な愉快な仲間と4ヶ月間、同じクラスで共に勉強し続けました。
クラスメイトには中国人が8人、サウジアラビア人3人、ペルシア人1人、ロシア人2人、そして私日本人1人。
みんなそれぞれ個性の強い人ばかり(°▽°)だんだんだんだんと仲良くなっていきました。
また、担任の先生も最高でした。
まさに毎回が
人生についての授業。
もちろん英語を学ぶことを中心としたクラスですが、授業内容がこれまたすごく楽しかった。
世界の時事問題、地球温暖化、人間のからだの仕組み、、などなど本当に色んなトピックについて色んな映像を見たり議論したり、エッセイもたくさん書きました。!!
この留学前、日本の大学では不登校で有名だった私が、皆勤賞を貰うほど…(°▽°)!(日本でもちゃんと学校こいよ!と友達にびっくりされる)
ときには先生とみんなでハイキングにも出かけました。
往復4時間のハイキング。
頂上の景色は最高でした。
ハイキングの後は、みんなでご飯。
こんな風に勉強も遊びも全力で
仲良く4ヶ月を過ごしていました。
一年留学の中でこの初めの4ヶ月間がいちばん充実していました。
大変なこともたくさんありましたが
新しい環境を思う存分に楽しんだ時間だったと思います。
以上、私のESLクラスメイトと先生についてでした!!
ホームステイから寮に移った本当の理由
カナディアン老夫婦の家でスローライフを楽しんでいた私。
4ヶ月の生活の後、そのホストファミリーの元を去り大学内の寮に移り住みました。
どうして移ったのか?
今回はその理由についてシェアして行きます。
そもそもホームステイというのは現地のリアルな家族の中に入り込み、衣食住を共にする。要するに短期間であってもその家庭の「家族」になる訳です。ホストファミリーと良い関係を保つためにもその家庭のルールは守らないといけません。
高校の時にホームステイをした際は
家族の一員になり、時間を共に過ごす
ということを私は全力で楽しんでいました。
そしてその3年後、カナディアン老夫婦と共に大学で1年留学をしていた時、その楽しさを知っていた私はホームステイか寮かを選ぶ際に迷わずホームステイを選びました。
過去の経験から、ホストファミリーと良い関係を保つために一緒に過ごす時間を出来る限り持ちたかったので、大学の授業のあとは毎日夜ご飯の時間までにきちんと帰るようにしていました。
しかし、私の家は大学から少し離れた所にあり、バスの本数も少なかったので、夜ご飯までに家に帰ろうとすると少なからず「努力」が必要となってきました。
図書館に夜までこもって勉強したり、現地で出来た友達と遊びに行ったり、当時付き合い初めたばかりの彼氏と出かけたり家でご飯を作ったり…など、たくさん
やらないといけないこと、やりたいこと
が出てきました。
テスト前で図書館にずっとこもっていたとき、友達から連日で遊びに誘われたとき
など夜ご飯までに帰れないという日が 続きました。また、「晩ご飯がいらない時は午後4時までに連絡する」というルールがあったのですが、大学生にもなるといきなり友達に誘われたりということもたくさんあったので、このルールが一番しんどかったです。
こんな風にして現地の生活に溶け込んでいくにつれ、人脈が広がり、勉強量も増えた結果、「ルール」が私にとっての重荷になりました。それでも休日など、なるべく一緒に過ごす時間をつくろう!と努力はしましたが、最終的に自分自身がいっぱいいっぱいになってしまいました。
私がもう少し器用だったらホストファミリーとの時間も勉強の時間も友達との時間も彼氏との時間も、すべてうまくやりくりできたのかもしれませんが、私はそこまで器用になれませんでした。 その結果、大学の寮に移るという選択をしました。
過去のホームステイ先では、ホストファミリーがすごく良かったというのもありますが、家族と共に過ごす時間を楽しいと思えたのも、これは私が高校生で短期留学だったからではないかと思います。課題などの量も大学と比べるとかなり少なく、その分たっぷりとホストファミリーと共に過ごす時間がありました。
これが私の過去のホームステイと今回のホームステイとの違いでした。
もちろん今回もホームステイをして良かった点はたくさんありました。何より初めの一ヶ月は本当に「家族がいる」ということが見知らぬ地にいる私の心の支えになっていました。
「BC州のIDカードは作っといたほうがいいよ、今度一緒にいこうか!」
「携帯会社はここのが安いよ!またパンフレットもらってきてあげるね!」
などたくさん情報を教えてくれ、助けてくれました。これは本当にホームステイの強みだと思います。(感謝しています)
要するに私がホームステイから寮に移った理由をまとめると
現地の生活にだんだんと慣れていくにつれ、生活スタイルも変わり、ホームステイが自分の生活スタイルに合わなくなっていったということです。
実は私の友達にもたくさんホームステイから寮に移動したり、逆に寮からホームステイに移動したりしている人が多くいました。
それぞれに共通して言えるのは
各自の生活に合わせて住むところを変えていったということです。
勉強面についてもそうですが、私は本当に寮に移って良かったなと思っています。寮に移った翌月から現地の学生と同じアカデミックのクラスが始まったので、もしあのままホームステイをしていたらとてもじゃないけど管理できていなかっただろうと思います。(片道40〜50分のバス、6時までに帰宅…etc)
ホームステイ、寮、シェアハウス、それぞれに良いところも悪いところもあると思いますが
特に長期留学をする方に私が一番伝えたいのは、
住む場所は自分の生活スタイルに合わせて変えていい!!ということ。
勉強はもちろんですが
留学の醍醐味はバックグラウンドの全く異なる人たちとたくさん関わって色んな経験をし、そこから自分の生きている世界について新たな視点から最大限に学ぶこと、だと思っています。それには自分のペースで使える時間が必要です。自分の生活スタイルにピッタリ合った住む場所を見つけていってほしいと思います(°▽°)
以上、私がホームステイから寮に移った理由でした!
カナディアン老夫婦の家でホームステイした話
大学二回生の時、バンクーバーの横にある島、バンクーバーアイランドで一年留学をしていました。
バンクーバーは有名ですがバンクーバーアイランドってどんなとこ?って思った方が多いかもしれません。
そこで、
まずは初めにバンクーバーアイランドについて少し紹介したいと思います。
▽バンクーバーアイランド
カナダのBC州に位置する人口約75万人の自然豊かな島。九州と大体同じ大きさだと言われています。州都であるビクトリアもこの島に位置し、観光地としても有名です。
私が住んでいた街には鹿が普通に歩いており、大学のキャンパス内にもウサギがたくさんいました。
さて、そんな島にやってきた私は
カナディアン老夫婦のお家にホームステイをしていました。同じ大学に通う中国人の留学生がルームメイト。
初日に「日本人は中国人のこと嫌い?」と悲しそうな顔で聞かれたので「そんなことないよ〜私は中国人の友達が他にもいるけど大好きだよ!」と返すとものすごく嬉しそうな顔をしてくれたのを今でも覚えています(*^_^*) すごく純粋で優しいルームメイトでした。
こちらはリビング!お家は一階建ての広い一軒家でした。
ときたまバルコニーに鹿がはいってくることも…(°▽°)ワクワク
私のお部屋はこんな感じ。大きいベットが真ん中にどーん、そしてその脇に小さな机とチェスト。奥にはクローゼットがありました。バスルームはルームメイトとシェア!
▽生活スタイル
私の家は大学からすこし離れたところにあり、プラス田舎町でバスの本数も少ないところだったので毎朝7時すぎに家を出てそこからバスで大学まで40〜50分ほどかかりました。そして大学で8:30〜12:30までESL(英語の授業: ライティング、リスニング、リーディング、スピード) 2コマを受け12:30に終わり、そこからクラスメイトとカフェテリアで持参のランチを食べ、図書館で少し勉強してから6時前には帰宅、というのが私のだいたいの生活スタイルでした。
夜ご飯は、必ず6時ごろに家族全員でそろって食べるというのがルールでした。友達と遊びにいっていたりご飯がいらないときは午後4時までにパパに連絡すること。
ホストパパは有名なシェフだったらしく、食事は毎日パパが担当でした。
(ちなみにパパは大のチョコ好きで、チョコをあげるとものすごく喜ぶ)
ご飯の後はルームメイトと共に家から徒歩10分のところにある海岸まで散歩。
なんて綺麗な夕焼け(°▽°)!! と何回も何回も見に行きました。
土曜日曜は休みだったので、土曜は家で洗濯物、掃除など。日曜は近くのショッピングモールまで買い物に行ったり、友達と遊んだり。みんなでふら〜っとお散歩に海岸や公園にいったり。ときたま娘さんが本土からパパママ二人の様子をみにやってきて2、3日滞在していたので一緒に出かけたり。
(ママパパ、娘さん、ルームメイト)
授業がある日は朝6時起きでバタバタすることもありましたが、基本的にはゆる〜い生活を送っていました。
▽イベント
ホームステイでは家族とカナダならではのイベントを味わえるのも大きなポイントです。
こちらはThanksgiving day(10月)の晩餐会。なんとも豪華なパーティー用の食事!パパは前日から下準備をし、ものすごい数の料理を作ってくれました。食事の前にそれぞれに日頃の感謝の気持ちを言い合ってシャンパンや白ワインと共に頂きました♡
こちらはハロウィン。ママが買ってきた大きなかぼちゃにルームメイトと私が顔を書いてナイフでくり抜き、中にキャンドルを入れて…(°▽°)これは玄関先に置いておきます。
このかぼちゃはハロウィンやってますよ〜というサインなので、近所の子どもたちが仮装に身を包んで "Trick or treat!!!" とお菓子を貰いにやってきます。それがものすごく可愛い…♡
こんな感じで色んなイベントを共に過ごしながらのんびーり楽しくホストファミリー、ルームメイトと楽しく暮らしていました。
しかし、
その年末に私は約4ヶ月間のホームステイ生活から大学内の寮に移る決断をしました。
次回は
私がホームステイから寮に移った理由について、シェアしていきたいと思います!
最高な家族にあたったバンクーバー留学
今回は私の一回目のホームステイ経験について紹介していきたいと思います。
高校2年の頃、バンクーバーに1ヶ月の短期留学をしました。その際に中国系カナダ人の家庭でホームステイをしました。当時は5年経った今も家に泊まりに行ったりご飯を食べにいったりしているとは想像もしていませんでした!笑
こちらがお家。
このとき海外に行くのが初めてだった私はこの大きさにまぁびっくり。。たまげました(笑)
さて、そんな大きなお家には
パパママ、2歳の男の子、6歳の男の子、9歳の女の子、韓国から留学中の大学生がいました。
とにかくものごくアクティブな家族。
パパママは仕事がだいたい4時5時に終わるのでそのあとはキッズたちと共に毎日近くのモールに買い物に行ったり、近くの公園に散歩に行ったり、映画を見に行ったり、ご飯の後に夜景をみにいったり…休みの日ももちろんサイクリング、バーベキュー、パーティーなどなど。
こちらはママパパがふんだんに腕をふるったバーベキューの写真。
日常的な食事もパパかママが作ってくれ、ジャスミンライスが主食の中華料理、パスタ、ステーキ…などなど本当に日本で食べているようなバリエーションのあるものだったので全く困ることはありませんでした。街に出ると日本食レストランも至る所にありました。
知ってる人も多いと多いと思いますが、バンクーバーで食事に困ることはまずないです。
毎日現地の高校での授業が終わると一目散に帰宅し、キッズやパパママとの時間を思う存分に楽しんでいました。この1ヶ月は部屋でじっとしていることがほぼありませんでした! 毎日どこかに出かける。部屋にいても子供達が絶対何してるの〜?遊ぼう〜!と入ってくる!まぁその結果、私はその1ヶ月で3キロ痩せました( ˆoˆ )
あんだけ好きなものを好きなだけ食べて楽しく過ごしていたのに。。恐るべしあのアクティブ家族!!笑
また、私は最初の1週間程はベースメントに部屋があったのですが、私のことをすごく気に入ってくれていたホストファミリーは9歳の娘の部屋をつかっていないから!と2階にある大きな部屋に引越しさせてくれました(T_T) すごく綺麗で広くて部屋の中にバスルームもついていました。
こんな風に、私の性格とホストファミリーの相性がバツグンだったのでそれまでの人生で間違いなく一番楽しく刺激に溢れた1ヶ月間を過ごさせて貰いました。いやぁ、本当に最高に楽しかった(笑)
英語もこの1ヶ月でかなり伸びたと思います。キッズと毎日遊んでいるだけで勉強になりました。会話の中で分からない単語などがあってもパパママに必ず聞いて出来る限り理解しようとしていました。学校より学ぶことは断然に多かったです(笑)
帰国する最終日は死ぬんじゃないかと思う程泣きに泣いたお別れでした( T_T)\(^-^ )笑
この1ヶ月間の事を考えると未だにワクワクドキドキします(°▽°)当時聞いていた曲を街で聞くだけで私の中でハッピースイッチが入るほど。笑
当時のわたしは毎日を全力で生きるすごくアクティブな彼らをみて、こんなハッピーな生き方があるんだと、私もこんな風に生きたいと心から思いました。
後に一年留学・一年ワーホリをした今の私の原点はこの1ヶ月にあります。とても大きな人生のターニングポイントでした!!
以上、私の一回目のホームステイ経験でした!!